インプラントメーカーの種類や違い|自分に合ったメーカーを見極めるポイント

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「インプラントを検討しており、見た目が自然に仕上がるか不安」
「メーカーによって価格や品質に差があると聞き、どれがが自分に合っているのか知りたい」
「高いメーカーが必ずしも良いとは限らないのではと疑問を持っている」

インプラントを検討している方で、「失敗したくない」「納得感のある治療をしたい」と考え、さまざまな情報を調べるなかで、上記のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
インプラントはメーカーによって、世界シェア数や骨との結合スピード、価格や保証期間などが異なります。
本記事では、インプラントメーカーの違いと、ご自身に合ったインプラントメーカーを選ぶポイントを解説します。
インプラントメーカーの違いを理解しないと起こるリスクもご紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

インプラントメーカーによって違いが生まれるポイント

インプラントメーカーによって、歴史の長さや手術の成功率などは異なります。将来のトラブルを防ぐためにも、歯科医院がどのインプラントメーカーを採用しているか、事前にWebサイトで確認しておきましょう。
ここでは、インプラントメーカーによって何が違うのかご紹介します。

  • 世界シェアと信頼性の差
  • 技術力と骨結合スピードの違い
  • 費用設定と保証期間の差

ひとつずつ見ていきましょう。

世界シェアと信頼性の差

インプラントメーカーによって、世界シェアによる信頼性に差があります。世界シェアが高いメーカーを選ぶと、どこの歯科医院でも修理やメンテナンスを受けられるのがメリットです。
数あるインプラントメーカーの中でも、ストローマンやノーベルバイオケアなどは世界中で普及しており、部品の入手も簡単におこなえます。たとえ将来引っ越しをしたとしても、転居先の近くで対応してもらえるでしょう。
一方で、実績の少ないメーカーを使用すると、数年後に部品がなくなるリスクも考えられます。信頼性を重視する場合は、多くの国で認められているインプラントメーカーを選ぶのが安全です。

技術力と骨結合スピードの違い

インプラントメーカー独自の技術力によって、メーカーごとにインプラントと骨が結合するまでのスピードには差があります。とくに骨が弱い方や持病がある方は、成功率を高めるためにも骨と結合しやすいメーカーを選ぶのが大切です。
また、安い製品は骨との結合技術が劣る場合もあり、治療期間が長引く場合もあります。インプラントの成功率を高めるためにも、高品質な表面処理をおこなっているインプラントメーカーを検討してください。

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費用設定と保証期間の差

有名なインプラントメーカーは費用が高めに設定されていますが、そのぶんだけ長期の保証制度が充実しています。10年以上の保証がついているケースが多く、万が一の故障時も無償で修理をおこなえます。
一方で安価なメーカーは初期費用を抑えられますが、保証期間が数カ月と短かったり、アフターケアが不十分だったりします。将来的な修理コストを考えると、初期費用だけで判断するのは危険です。
インプラントの保証内容をしっかり比較して、納得のいく選択をおこなってください。

インプラントメーカーの種類

インプラントを作っているメーカーは世界中に数百社以上あります。大きく分けると、長い歴史をもつ世界的に有名な4大メーカーと、日本で使いやすい国産や新しいメーカーに分類されます。
それぞれのメーカーによって、使われている材料や形に特徴があるため以下で詳しく解説します。

世界的な4大インプラントメーカー

世界的な4大インプラントメーカーは、以下の4つです。

  • ストローマン(スイス)
  • ノーベルバイオケア(スウェーデン)
  • アストラテック(スウェーデン)
  • ジンヴィ(アメリカ)

ひとつずつ見ていきましょう。

ストローマン(スイス)

ストローマンは、世界シェア1位を誇るスイスのメーカーです。
ストローマンの特徴は、インプラントが骨とくっつくスピードが速い点にあります。また、世界シェアが最も高いメーカーのため、転院先でも治療を継続しやすいのがメリットです。

ノーベルバイオケア(スウェーデン)

ノーベルバイオケアは、世界で初めてインプラントを製品化したメーカーです。すべての歯を失った方向けのオールオン4という治療法を開発したメーカーとして、その名が知られています。
さまざまな症例に対応できる豊富なパーツがそろっており、長期間使い続けた際の研究データが豊富なため、難しい手術が必要な場合に活躍するインプラントメーカーです。

アストラテック(スウェーデン)

アストラテックは、骨の減りにくさに定評があるスウェーデンのメーカーで、インプラントを埋めたあとの周りの骨をしっかり守る設計になっています。そのため、時間が経っても見た目が美しく保たれるのです。
また、アストラテックはパーツがシンプルで扱いやすいのも特徴のひとつです。とくに前歯や見た目の自然さを大切にしたい場所の治療に適しています。

ジンヴィ(アメリカ)

ジンヴィは、アメリカのメーカーが合併して誕生した有名インプラントメーカーです。骨と強力に結びつく特殊な加工が得意で、骨が薄い人や弱い人の治療に向いています。
また、耐久性にも優れているため、自分の骨の状態に自信がない方におすすめのメーカーです。

国産や新興のインプラントメーカー

国産や新興のインプラントメーカーは、以下の3つです。

  • 京セラ
  • GC(ジーシー)
  • Osstem(オステム)

ひとつずつ見ていきましょう。

京セラ

京セラは、日本で最も長い歴史と実績をもつ国内トップクラスのメーカーです。日本人の顎の形や骨の質を研究して作られているのが特徴で、海外製品よりもサイズが細かく分かれており、自分にぴったりのものが見つかりやすいです。
とくに安心の「メイド・イン・ジャパン」を選びたい方におすすめのインプラントメーカーです。

GC(ジーシー)

GCは、歯科材料で世界的に有名な日本の大手メーカーです。インプラントだけでなく歯ブラシや詰め物の材料なども幅広く扱っています。
長年培った材料学の知識をもとにインプラントメーカーを開発し、骨との相性が良いのがメリットです。
GCは高品質な国産製品で治療を受けたい方は、候補に入れておきましょう。

Osstem(オステム)

オステムは、アジアでトップクラスのシェアを誇る韓国のメーカーです。世界的に有名なストローマンの設計を参考にしつつ、価格を抑えているのが特徴です。
オステムはアジア人の骨格に合うように作られているため、私たち日本人にも馴染みやすいのが魅力で、費用を抑えつつしっかり噛めるようになりたい方に向いています。

自分に合ったインプラントメーカーを見極めるポイント

自分に合ったメーカーを選ぶには、将来の安心感と修理のしやすさを重視するのがポイントです。ここでは自分に合ったインプラントメーカーを見極めるポイントをそれぞれ解説します。

  • 普及率を確認する
  • 顎の骨の状態や治療部位に合わせる
  • 費用と保証内容のバランスを比較する
  • 歯科医師が推奨するメーカーの医学的根拠を確認する

ひとつずつ見ていきましょう。

普及率を確認する

インプラントメーカーを選ぶ際は、普及率を確認するのが大切です。世界的にシェアが高いメーカーを選ぶと、引っ越しや転院をした際もスムーズに修理をおこなえます。
マイナーなメーカーの製品を選ぶと、トラブルのときに対応場所が見つからない場合もあります。将来のことを考える場合は、有名なインプラントメーカーを選びましょう。

顎の骨の状態や治療部位に合わせる

インプラントメーカーは、自分の骨の厚みや治療する場所に合わせて選ぶのが重要です。人によって骨の硬さは違うため、すべての製品が全員に合うわけではありません。骨が薄い場合には、骨とくっつきやすい特殊な加工がされたタイプがおすすめです。
また、前歯か奥歯かによっても適した形は変わります。精密な検査の結果をもとに、自分の体にベストなものを見極めましょう。

費用と保証内容のバランスを比較する

インプラントメーカーは価格の安さだけで決めず、何年間の保証が付いているかを比較するのがポイントです。
一流メーカーの製品は高価ですが、ほとんどが10年以上の長い保証を用意しています。一方、格安なインプラントメーカーは、保証期間が短かったり条件が厳しかったりするのがほとんどです。
インプラントメーカーは、コストと安心のバランスを確認しましょう。

歯科医師が推奨するメーカーの医学的根拠を確認する

歯科医師がそのメーカーをすすめる具体的な理由や、過去の成功データを確認するのも大切です。
信頼できる歯科医師は、医学的な論文や実績をもとに自信を持って製品を選んでいます。
単に良いですよという言葉を信じるのではなく、どのような根拠があるのかを聞きましょう。

インプラントメーカーごとの特徴を理解しないと起こるリスク

インプラント治療時にメーカーごとの特徴を知らないと、以下のようなリスクが起こる場合があります。

  • 転居や旅行先でのトラブル時に修理・メンテナンスができない
  • メーカーの撤退・倒産により部品供給が止まる
  • 万が一のトラブル時に公的な救済制度が受けられない
  • 数年後の脱落やインプラント周囲炎を引き起こす

どんなリスクがあるかしっかり把握しておきましょう。ひとつずつ解説します。

転居や旅行先でのトラブル時に修理・メンテナンスができない

マイナーなインプラントメーカーを選ぶと、引っ越し先や旅先で修理を受けられない場合があります。
インプラントの部品はメーカーごとに形が違うため、専用の道具が必要です。シェアが低いメーカーだと、対応できる歯科医院を見つけるのが難しくなります。
将来の生活の変化を考えて、世界中で使われているインプラントメーカーを選ぶのが安心です。

メーカーの撤退・倒産により部品供給が止まる

信頼性の低いメーカーの場合、メーカーがなくなって部品が手に入らなくなるリスクがあります。インプラントは10年後や20年後にネジを締め直し、調整をおこなうのが一般的です。メーカーが倒産したり日本から撤退したりすると、新しい部品の注文ができません。格安の製品は歴史が浅いものも多いため、注意が必要です。
インプラントを長く使い続けるためにも、経営が安定した大手の製品を選びましょう。

万が一のトラブル時に公的な救済制度が受けられない

国の認可を受けていないメーカーを使うと、健康被害が出たときに救済を受けられない場合があります。
日本の厚生労働省が認めた製品である場合、厳しい審査を通っているため安全性が高いです。しかし、海外から個人輸入されたような特殊なメーカーは、救済制度の対象外となる場合があります。
トラブルが起きたあとに後悔しないためにも、安全基準をクリアした製品か確認しましょう。

数年後の脱落やインプラント周囲炎を引き起こす

実績の少ないメーカーの製品は、歯が抜け落ちたり病気になったりするリスクがあります。インプラントと骨がうまくくっつかないと、数年で作り直しが必要です。
また、表面の加工技術が未熟なメーカーだと、汚れがたまりやすくインプラント周囲炎を招くリスクもあります。
安いからという理由だけで選ぶのではなく、成功データがあるインプラントメーカーを選んでください。健康な口元を保つため、品質の差を重視しましょう。

まとめ

インプラントのメーカー選びで大切なのは、信頼できる実績と将来も修理ができる安心感があるかです。世界中で使われている有名なメーカーは、長い歴史がありデータもたくさんあります。とくにシェアが高いメーカーを選ぶと、将来もし部品が必要になったときや転院先でも困りません。
安いだけを理由に選ぶと、あとで修理がおこなえなくなるリスクがあります。自分の体に入れるものだからこそ、Webで調べたり歯科医師に相談したりして、納得できるものを選んでください。
当院では、経験豊富な医師によってインプラント治療をおこなっております。インプラントをご検討中の方は、イオン直結のおくだデンタルクリニック港南台へお気軽にご相談ください。