食いしばりや歯ぎしりがあってもインプラントはできる?リスクや長持ちさせるコツも紹介

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「食いしばりや歯ぎしりがあってもインプラント治療を受けられるのか知りたい」
「食いしばりがインプラントに与える影響やリスクを知りたい」
「インプラント治療後に食いしばりによるトラブルを防ぐ方法を知りたい」

食いしばりや歯ぎしりの癖がある方でインプラントを検討されている方のなかには、上記のような考えをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

本記事では、インプラントは食いしばりや歯ぎしりがあっても可能かを解説します。

食いしばりや歯ぎしりがある状態でインプラントをおこなうリスクも紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

インプラントは食いしばりや歯ぎしりがあっても可能?

食いしばりや歯ぎしりの癖があっても、インプラント治療は可能です。
ただし、食いしばりや歯ぎしりでインプラントへ強い力がかかると、人工歯やネジの破損、インプラント周囲の骨への負担が大きくなるリスクがあります。そのため、インプラント治療前に食いしばりや歯ぎしりの程度を確認し、必要に応じてマウスピースの使用や噛み合わせの調整などをおこなう必要があります。

食いしばり・歯ぎしりが起こる原因

食いしばりや歯ぎしりへの対策を講じるにあたり、食いしばりや歯ぎしりの原因を突き止めて改善することが重要です。
ここでは、食いしばりや歯ぎしりが起こる原因を紹介します。

  • ストレスや精神的な緊張
  • 噛み合わせの異常
  • 睡眠の質の低下
  • 集中時の癖
  • 姿勢の悪さ
  • 飲酒や喫煙の影響
  • 遺伝的な要因

ひとつずつ見ていきましょう。

ストレスや精神的な緊張

食いしばりや歯ぎしりの原因で多いのが、ストレスや精神的な緊張です。仕事や人間関係などによるストレスが続くと、無意識のうちに歯を強く噛みしめる場合があります。
食いしばりや歯ぎしりによるインプラントへの負担を抑えるためにも、十分な休息をとりストレスを溜め込まないことが重要です。

噛み合わせの異常

噛み合わせの乱れも、食いしばりや歯ぎしりを引き起こす原因のひとつです。上下の歯が均等に噛み合っていないと、特定の歯へ負担が集中し、無意識に噛む力が強くなる場合があります。
歯並びの乱れや詰め物・被せ物の高さが合っていないケースでも起こるため、気になる症状がある場合は歯科医院で噛み合わせを確認してもらいましょう。

睡眠の質の低下

睡眠の質が低下すると、睡眠中の食いしばりや歯ぎしりが起こりやすくなります。睡眠不足や睡眠時無呼吸症候群などによって眠りが浅くなると、脳が覚醒しやすくなり、顎の筋肉が過剰に活動するためです。
規則正しい生活習慣を心がけ、十分な睡眠時間を確保し、食いしばりや歯ぎしりを軽減しましょう。

集中時の癖

パソコン作業や勉強、車の運転などに集中しているときは、無意識に食いしばる方もいます。本人は気づいていない場合が多く、長時間続くと歯や顎へ負担がかかります。
集中しているときはときどき上下の歯が接触していないか意識し、力を抜く習慣を身につけましょう。

姿勢の悪さ

猫背や前かがみなど姿勢の悪さも、食いしばりを招く原因のひとつです。姿勢が崩れると首や肩の筋肉が緊張し、顎の筋肉にも余計な力が入りやすくなります。その結果、歯を強く噛みしめる癖につながり、歯に負担をかけるおそれがあります。
デスクワークが多い方は、正しい姿勢を意識し、定期的にストレッチをおこなうのがおすすめです。

飲酒や喫煙の影響

飲酒や喫煙の習慣は、睡眠中の食いしばりや歯ぎしりを悪化させる場合があります。アルコールは一時的に眠りやすくなる一方で睡眠の質を低下させ、喫煙に含まれるニコチンは神経を刺激する作用があるのです。
また、喫煙はインプラント治療後の治癒にも悪影響を与えます。
インプラントを検討されている方は、治療後のリスクを減らすためにも禁煙を心がけましょう。

食いしばりや歯ぎしりがインプラントにもたらすリスク

食いしばりの癖があると、インプラントへ強い力が継続的に加わるため、以下のようなトラブルを引き起こす可能性があります。

  • 人工歯が欠けたり割れたりする
  • インプラント周囲の骨に負担がかかる
  • インプラント周囲炎のリスクが高まる
  • インプラントがぐらつく・脱落する
  • 顎関節や周囲の歯にも悪影響を与える

ひとつずつ紹介します。

人工歯が欠けたり割れたりする

食いしばりや歯ぎしりによる強い力が繰り返し加わると、インプラントの人工歯が欠けたり割れたりするリスクがあります。とくにセラミック製の人工歯は審美性に優れる一方で、過度な衝撃によって破損する場合があるのです。
人工歯が破損すると修理や再製作が必要になるため、治療後も食いしばりや歯ぎしりの対策が必要です。

インプラント周囲の骨に負担がかかる

食いしばりや歯ぎしりは、インプラントを支える顎の骨に負担を与えます。過剰な力が長期間続くと、骨が少しずつ吸収されるリスクがあり、インプラントの安定性が低下する原因になります。
インプラントは骨との結合によって機能するため、骨へのダメージを防ぐことがインプラントを長持ちさせるうえで重要です。

インプラント周囲炎のリスクが高まる

食いしばりや歯ぎしりによってインプラント周囲の組織に負担がかかると、インプラント周囲炎のリスクが高まる場合があります。
インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲に炎症が起こり、進行すると骨が溶けてしまう病気です。インプラント周囲炎は口腔内の清掃不良だけでなく、過度な噛む力も発症や悪化の要因となるため注意しましょう。

インプラントがぐらつく・脱落する

強い食いしばりや歯ぎしりが続くと、インプラントがぐらついたり脱落したりするリスクがあります。骨への負担が蓄積して支えが弱くなったり、インプラントの部品に緩みが生じたりすることがインプラントのぐらつきや脱落を招く原因です。
せっかく治療したインプラントを失うおそれもあるため、違和感がある場合は早めに歯科医院へ相談しましょう。

顎関節や周囲の歯にも悪影響を与える

食いしばりや歯ぎしりの影響はインプラントだけにとどまりません。顎関節へ負担がかかると、顎の痛みや口の開けづらさなどの顎関節症の症状が現れる場合があります。
また、周囲の天然歯にも過度な力が加わり、歯の摩耗やひび割れ、歯周組織へのダメージにつながる場合があります。インプラントと周囲の歯を守るためにも、食いしばりや歯ぎしりへの対策が重要です。

食いしばり・歯ぎしりがある方がインプラントを長持ちさせるポイント

食いしばりや歯ぎしりがある方がインプラントを長持ちさせるためのポイントは、以下の5つです。

  • ナイトガードを装着する
  • 定期的に噛み合わせをチェックする
  • 食いしばりの原因となるストレスを軽減する
  • ボトックス注射を打つ
  • インプラント周囲を清潔に保つ

食いしばりや歯ぎしりの癖があっても、適切な対策を講じることで、インプラントを長期間安定して使用できます。インプラントは天然歯よりも強い力の影響を受けやすいため、日頃のケアや定期的な管理が重要です。
ひとつずつ見ていきましょう。

ナイトガードを装着する

ナイトガードは、睡眠中の食いしばりや歯ぎしりによる負担を軽減するのに効果的です。マウスピースがクッションの役割を果たし、インプラントや周囲の歯、顎関節への衝撃を和らげます。
睡眠中は無意識に強い力が加わるため、食いしばりや歯ぎしりの自覚がない方でも歯科医師から勧められた場合は積極的に使用しましょう。

定期的に噛み合わせをチェックする

インプラントを長持ちさせるためには、定期的な噛み合わせの確認が大切です。噛み合わせがわずかにずれるだけでも、一部の歯やインプラントへ過度な力が集中する場合があります。
歯科医院で定期検診を受け、必要に応じて調整をおこなうと、トラブルの予防につながります。

食いしばりの原因となるストレスを軽減する

適度な運動や趣味、十分な睡眠などを取り入れ、ストレスを発散する習慣を作ると、食いしばりや歯ぎしりの軽減が期待できます。ストレスは食いしばりや歯ぎしりの代表的な原因のひとつです。
仕事や家庭での悩み、疲労の蓄積などによって無意識に歯を食いしばる方もいるため、ストレスをため込まない工夫を取り入れましょう。

ボトックス注射を打つ

重度の食いしばりがある場合は、ボトックス注射もおすすめです。咬筋と呼ばれる噛む筋肉の働きを一時的に弱めることで、過度な噛む力を抑える治療法です。
ボトックス注射はインプラントへの負担軽減にもつながりますが、効果は永続的ではないため、定期的な施術が必要になる場合があります。適応の有無は歯科医師と相談しましょう。

インプラント周囲を清潔に保つ

インプラントを長く維持するためには、毎日の口腔ケアも重要です。食いしばりや歯ぎしりによる負担に加えて、プラークや歯石が蓄積するとインプラント周囲炎のリスクが高まります。
インプラント周囲炎を防ぎインプラントを長持ちさせるためにも、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも活用しながら清潔な状態を保ちましょう。

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まとめ

食いしばりや歯ぎしりがある方でもインプラント治療は可能ですが、強い力が継続的に加わると人工歯の破損やインプラント周囲炎、インプラントのぐらつきなどのリスクが高まります。そのため、治療前に食いしばりや歯ぎしりの有無や程度を確認し、適切な対策をおこなうことが重要です。
インプラントを長持ちさせるためには、ナイトガードの装着や定期的な噛み合わせのチェック、ストレス管理などを継続する必要があります。また、毎日の丁寧なセルフケアと歯科医院でのメインテナンスを欠かさないのも大切です。
まずは歯科医師へ相談し、ご自身の口腔内の状態や生活習慣に合わせた治療計画を立てましょう。
インプラント治療をご検討中の方は、豊富な知識と経験をもとに患者様一人ひとりに適した治療を提案しているおくだデンタルクリニックへお気軽にご相談ください。