痛みを最小限にした歯科治療

歯科治療は痛いものだと思っていませんか?
治療しなくてはならないとわかっていながらも、痛みをともなう治療には麻酔をすればいいとわかっていながらも、治療や麻酔の痛みや恐怖心などのために歯科医院から足が遠のいてしまう・・・という方も多いことでしょう。

最近ではこのような方々でもリラックスして治療が受けられるよう麻酔器が改良され、痛くない麻酔が実現しています。
ほかにも、歯科治療における痛みや恐怖心を軽減する最新技術が登場し、従来より治療の無痛化が進んでいるのです。当院でも患者様にリラックスして治療を受けていただきたいと考え、無痛治療に力を入れています。
静脈鎮静麻酔

当院では、患者様の安心で安全な治療のため、生体情報モニタの導入を行っています。
平成19年4月に施行された改正医療法に従って、局所麻酔や観血処置を伴う医療行為を行う全ての医療機関においては、安全対策や偶発事故発生時の対応についての義務が明確になりました。
医療機関には医療事故を回避、予防し、安全な治療を行うために、患者監視装置(モニタ)の設置は必修となっています。

腕の静脈から点滴のようにお薬を入れて、「うとうと浅く眠る」 麻酔です。 軽い全身麻酔のような感覚で、リラックス麻酔とも言われます。
メリット
- ①昼寝のように浅く眠る
- 寝てしまうので治療されている自覚がなく、歯科治療恐怖症の人にも適しています。
- ②リラックスする
- 筋肉が弛緩するので緊張感がなく、口を長時間開けていても疲れません。
- ③歯科治療後の痛み、腫れがほとんどない
- 麻酔と同時に点滴の中に薬を入れるので、抜歯、インプラント等の外科処置後の腫れ、痛みがほとんどありません。
- ④麻酔薬の副作用がない
- 麻酔覚醒後に気分が悪くなる事がなく、日常生活に支障はありません。
デメリット
- ①保険が適用されない
- 麻酔費用は保険診療がききません。(自由診療1回3万円から)
- ②成人のみに適応
- 乳幼児、未成年には適応しません。
- ③治療時間が長くなる
- 個人差はありますが、覚醒まで1〜2時間かかることもあります。
- ④麻酔当日の運転はできない
- 車、自転車、バイク等乗り物の運転は不可
電動麻酔

麻酔の痛みは、針を刺す時と麻酔薬が体内に入ってくる時に強く感じるもの。
電動麻酔では薬液の注入スピードを自動でコントロールできるため、従来の手動の麻酔に比べ注入時の痛みを大幅に軽減しています。
笑気麻酔

おもに治療に対しての不快感、恐怖感が強い方に採用しています。
笑気麻酔は、低濃度の笑気ガスを鼻から吸入することで精神的な鎮静効果を得る方法です。治療後は酸素を吸入することで速やかに覚醒できます。安全性が認められた麻酔ですので安心してご利用いただけます。