口腔粘膜疾患
初めまして、口腔外科を担当させて頂いております本田です。ワールドカップは終わりましたが、相変わらず本田選手が活躍しており、
同じ名字ということもあり応援しています。
今回は口の中の病気、口腔粘膜疾患について少しお話させて頂きます。
口は消化管の入り口であり、口腔内は歯の他に口腔粘膜(こうくうねんまく)と呼ばれる粘膜の一種で覆われています。
口腔粘膜疾患とは、この粘膜に症状を呈する疾患を指します。
口腔粘膜疾患には口腔粘膜のみに生じる病変と、全身疾患の部分症状として口腔粘膜に症状を現す場合があります。
ウイルスや細菌などの局所感染症、自己免疫疾患、薬物・金属アレルギー、色素沈着、白板症などの前癌病変など
非常に多くの病変があり極めて多彩です。
今回はいくつか写真とともにご紹介させて頂きます。
上のお写真からご紹介させて頂くと・・・・・
・前癌病変 白板症(はくばんしょう)
・真菌 口腔カンジタ症
・口腔癌 舌癌
他にも様々な口腔粘膜疾患があります。
口腔粘膜疾患の中には痛みや違和感が生じないものもあります。
お口の中に異常を感じたり、気になることがありましたら、お気軽にご相談してください。
よろしくお願いします。